この連休、東北へ行きました。
22日午前中、旭川のお隣、東川町主催の「冬道歩き
ノルディックウォーキング講習会」
前日からの降雪が積もり、ナイスタイミングの冬道歩きができました。

夕方遅くには千歳経由で福島入り。
旅の目的は、
福島市に住む親友に会うこと、
来年の「
ノルディックウォーキング北海道フォーラム」の講師を
お願いしようと考えている先生にお目にかかること、
宮城県で活発に活動している
ノルディックウォーキング指導者仲間に会うこと…でした。

ついでに
↑その先生が関わっている、登米市にある総合型スポーツクラブでの
ノルディックウォーキング・イベントに
飛び入りで指導することになりました。
「志津川町自然の家」では、震災で海辺の事業がまったくできなくなり
ノルディックウォーキングなら…地域の方の健康づくりにも貢献できる、と。
近隣の町村にも出前
ノルディックウォーキング講習会を提案し、事業を開催。
↓ 午後からは「平筒沼」というところを案内していただき指導者仲間とノル。

登米市は白鳥が飛来し、体験会の最中も白鳥やカモの軍団が盛んに空を飛び交っていました。
稲刈りは機械化が進み、順番を待っている間に稲穂の米が膨らみ落ち穂となって
白鳥の恰好のエサ場となっているそうです。
富良野は10,11月と春先、中継地を空知川上流と定めた軍団が立ち寄ります。
夜は志津川町自然の家で、2日間限りの(臨時の)、
ノルディックウォーキング愛好会という団体のお泊り合宿。
懇親会の席は楽しく意見交換。愉快に盛り上がりました。
日本で一番短い言葉での会話は「けぇ~」と「くぅ~」だ…と。
「おめさ、わかるっか?」
???
「めしくぇ~」=「けぇ~」
「食うよ」=「くぅ~」
けぇとくぅで会話が成り立つ
宮城(東北)の言葉はあったかい。
散々笑った後、
地元の指導者の方がさりげなくにこやかに
「私たち2人はともに震災で夫をなくしまして…」
…絶句…
九死に一生を得て今ここにいる人たちから
地震や津波が来た時の様子を聞きました。
車窓から見る南三陸町はまだまだ津波の足跡が生々しい。
復興は遅々として進んでいません。
恥ずかしながら迂闊にも、東北に来る直前まで、
志津川町があの、南三陸町だとは知らなかったのです。
そして、福島。

果物王国福島には、桃、梨、リンゴ、柿、ブドウ…の木が普通の家の庭にたくさん植わっており
食卓にも果物が豊富に並ぶのが当たり前の土地でした。
が、今は
丹精をこめて作った果物や食べ物を息子や娘から
「孫には食べさせてくれるな」といわれ、
ジジババが辛い、切ないと嘆いている。
「福島の人は、原発のことがいつも心の中にある…」
「汚染は決して福島だけではない。
飛散、拡散しているのに真実を見ようとせず、臭いものにフタ式に
福島に烙印を押しつけてのがれているにすぎない…」と友は言う。
南三陸町、福島…
震災、原発…心の隅にいつも引っかかりながらも
逃げよう、忘れようとしている私がいました。
政治家には失望することばかりですが、
選挙は大事です。
↓ノル松(ノルディックウォーキング松島)の皆さんに案内していただいた「松島」。
去年に比べると観光客が戻りつつあるそうです。


まだ秋色でした。


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